建物登記とはBuilding registration

建物の登記記録の表題部には、「所在」「家屋番号」「種類」「構造」「床面積」「所有者」などが記載されます。
「所在」「家屋番号」で建物の場所を特定し、どんな用途で使用している建物かを「種類」で、建物の主な材質・屋根の種類・何階建かを「構造」で、各階の大きさを「床面積」で表します。
建物を新築した場合は登記記録を新たに設ける建物表題登記を、建物を取壊した場合は、登記記録を抹消する滅失登記を、増改築などにより建物に変更が生じた場合は、登記記録の内容を変更する表題部変更登記をそれぞれ申請する必要があります。
建物登記のいろいろVarious situations
建物表題登記のご相談

表題登記(ひょうだいとうき)は新築した時や、建物を建築したが登記していなかった場合にする登記です。(新築後1ヶ月以内に行う義務があります)
- 依頼理由建物を新築した
- 条件2階建住宅、床面積約140m2、土地1筆、検査済証、確認済証完備
- 業務処理期間10日~
- 報酬額約8万(税別)~
表題部変更登記、更正登記のご相談

表題部変更登記(ひょうだいぶへんこうとうき)は種類、構造、床面積に変更が生じた場合に行います。更正登記(こうせいとうき)は当初から誤っていた場合に修正する登記です。増築して面積を増やしたり、住宅から店舗にした時などに行います。また、別棟で離れや車庫を建築した場合にもこの登記を行います。(変更は変更後1ヶ月以内に行う義務があります)
- 依頼理由別棟に車庫を建築した
- 条件平家の車庫、床面積45m2、土地建物1筆、検査済証、確認済証完備
- 業務処理期間10日~
- 報酬額約8万円(税別)~
滅失登記のご相談

滅失登記(めっしつとうき)は解体した場合や、火災で焼失した場合等、物理的に建物が存在しなくなった時に行います(滅失後1ヶ月以内に行う義務があります)。
- 依頼理由空き家になったため、解体した
- 条件土地建物1筆、解体業者の証明書完備、担保無
- 業務処理期間7日~
- 報酬額約4万円(税別)~
分割登記、合併登記のご相談

分割登記(ぶんかつとうき)は母屋と離れなど一つの登記に附属建物が存在する場合にその附属建物を別個の登記にするために行います。また、合併登記(がっぺいとうき)は別個に登記されている建物を一つの登記にまとめる時に行います。
- 依頼理由母屋の登記と離れが別個に登記されている為一つにしたい
- 条件土地1筆、建物2戸、総床面積200m2
- 業務処理期間10日~
- 報酬額約10万円(税別)~
区分建物表題登記のご相談

区分建物表題登記(くぶんたてものひょうだいとうき)は1棟の建物でそれぞれ別個の専用部分として登記する場合に行います。分譲マンションが該当します。また、2世帯住宅の時にも行う場合があります。
- 依頼理由2世帯住宅建築により子供と名義を分けたい為
- 条件土地1筆、3階建住宅、床面積260m2、検査済証、確認済証完備
- 業務処理期間15日~
- 報酬額約15万円(税別)~